先日、二十四節気のひとつ「立冬」を迎えました。
立冬とは?
「立冬」とは、読んで字のごとく、「冬が立つ」ということで、冬のはじまりを示しています。
二十四節気のうち、「立冬」のように「立」の字がつくものに「立春」「立夏」「立秋」があります。
「立」の字には「新しい季節になる」という意味があることから、季節の大きな節目とされています。
立冬の風物詩といえば、何と言っても紅葉です。
今年は、暑い日が長く続いたため、各地の紅葉の見頃が遅れていますが、立冬になり朝晩の寒暖の差が激しくなってきたため、各地の紅葉も進むでしょう。
紅葉の条件としては、昼間の気温が20~25度、夜の気温が5~10度。
このぐらいの大きな気温差が必要になります。
具体的には、1日の最低気温が8度以下に下がってくると紅葉がはじまり、5~6度以下になると、紅葉がすすむとされています。
立冬の時期は、気温が急に下がるため、風邪をひきやすくなります。
そのため、体を温める食べ物がおすすめです。
旬のりんごや冬瓜、牡蠣、れんこんなどが、この時期の体調管理には最適です。
立冬を過ぎると、一気に秋が深まります。
まだ衣替えをしていない方は、早めにした方がよさそうです。
また旬の食材を取り入れて、健康にも気を付けてくださいね。